2018年8月8日(水)
署名推進アイデア交流
広島でヒバクシャ署名連絡会
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ヒバクシャ国際署名連絡会は6日、広島市内で第2回全国交流会を開き、各県連絡会と連絡会に加盟する中央諸団体が、署名推進の活動を報告・学びました。
署名を広げるためにDVD「藤森俊希の伝言~きのこ雲の下、僕は1歳だった~」を作成し、小中学校に無料配布していると発言したのは、長野県連絡会の代表です。独自宣伝物として被爆者証言と国際署名の意義、署名欄を刷り込んだ返信はがきの切り取り部分のあるビラをつくり、街頭署名活動で配布していると紹介しました。
千葉の連絡会の代表は、連絡会に結集する「コープみらい」が独自ビラを作成したと発言。「核兵器ってなあに」との見出しで核兵器を禁止することを各国政府に求める国際署名などについてわかりやすく解説し、裏面に署名用紙を載せています。
YMCA(青少年育成団体・社会教育団体)の代表は、世界120カ国に広がる同団体ネットワークに英文署名を呼びかけ、コロンビア、オランダ、スペイン、ドイツ、イギリスなどのメンバーが協力したと語りました。
日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市(すえいち)事務局長は、最後に岐阜の取り組みを紹介。そのうえで、核保有国フランスの世論調査などを引き合いに「核兵器禁止条約への署名を世界の6、7割の人が望んでいる。市民社会がはたらきかけ、核なき世界へ、戦争をしない国の実現に向けて頑張りましょう」と呼びかけました。