2018年7月26日(木)
賃上げ 全然足りない
全労連など 最賃今すぐ1000円訴え
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安倍9条改憲の阻止、今すぐ最賃1000円以上、公務員賃金の改善などを掲げて25日、東京・霞が関周辺で全労連などによる中央行動が行われました。全国から集まった労働者らが終日、省庁前行動や集会、銀座方面へのデモ行進を実施。「最低賃金今すぐ1000円」「3%アップじゃ全然足りない」「憲法壊すな9条守れ」「カジノ法より被災者支援」と訴えました。
日比谷野外音楽堂で開かれた決起集会で主催者あいさつした国民春闘共闘の小田川義和代表幹事(全労連議長)は、この日出された地域別最賃の目安を乗り越えるたたかいを呼びかけました。
最低生計費調査や議会要請などの運動が、地域間格差の是正などを求める地方議会の意見書が相つぐなど共同が広がっていると指摘。「『最賃今すぐ時給1000円』『地域間格差の是正を』の声を大きくしよう」と強調しました。
通常国会で9条改憲の発議を阻止したと述べ、安倍政権の改憲を許さない運動の再強化を訴えました。
生協労連の古池まさ美さんは、「コンビニでは仕事の内容や商品の価格は同じなのに、給料だけに地域で大きな差がある」と訴え。「全国どこでも暮らしていける賃金を保障すべきだ」と強調しました。
主催は、全労連と国民春闘共闘委員会、東京春闘共闘会議、国民大運動実行委員会、公務労組連絡会。