しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら

2018年7月15日(日)

断水“復旧一日も早く”

猛暑の被災地 ボランティア懸命

広島・呉

写真

(写真)水を入れたポリタンクを運ぶ女性=13日、広島県呉市

 西日本を中心とする記録的な豪雨で土砂災害が発生した広島県内では、14日現在も呉市(約6万8千戸)、尾道市(約4万7千戸)など16万8千戸以上で断水が続いています。断水地域では、給水車による応急給水で不便な生活を余儀なくされています。

 呉市安浦町の給水拠点では13日夕、大きなタンクを台車に乗せて運ぶ被災者の姿がありました。

 ポリタンクを満杯にして自宅に持ち帰った女性(46)は「5人家族ですが、飲食(の量)を控えてトイレを使う回数を減らしている。入浴は2日に1回、竹原市の知り合いの家に行って風呂を使わせてもらっている。一日も早く水が出るようになってほしい」と語りました。

 呉市では19日までに水道の復旧作業を完了させ、市内の全ての地域で給水を再開する見通しです。

 日本共産党呉市議団(2人)は12日、新原芳明市長に要望書を提出。断水地域に住む高齢者、障害者など社会的弱者に水が届いていないケースがあり「水の供給状況を把握し、適切な対処をすること」を求めています。

土砂撤去に青年ら

広島

 「災害被災者支援と災害対策改善を求める広島県連絡会(広島県災対連)」は14日、豪雨被害を受けた広島市安佐北区の口田南地区でボランティアに取り組みました。県内から青年や女性など約20人が参加し、床上浸水した1人暮らしの高齢女性の自宅の片付けをしました。

 災対連作成の「災害対策ミニ手帳」も配りました。

 ボランティアは初めてという民青同盟員で会社員の男性(28)はゴーグルで目を守り、床下に潜って土砂を撤去しました。「真っ暗で何も見えず、手探りでやる作業なので気持ち的にめげそうになる。こうして多くの人手があるからこそできる。住人だけでは厳しい」

 近所の森保等さん(68)は「床上1メートルを超えて浸水し、1階はダメだ」と言い、床下にたまった水を早く抜いてほしいと求めました。多くのボランティアの姿に、「本当に助かる。自分たちだけではどうにもならん」と話しました。


pageup