2018年7月13日(金)
全国と世界の連帯で成功を
原水爆禁止世界大会 実行委がアピール
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原水爆禁止世界大会実行委員会運営委員会の高草木博、野口邦和両代表は12日、東京都内で会見し、広島、長崎の両市で開く原水爆禁止2018年世界大会(8月2~9日)を大きく成功させようと訴えるアピールを発表しました。
アピールでは、西日本を襲った豪雨災害について「開催地広島をはじめ、豪雨被害地に支援を」と呼びかけるとともに、「全国と世界の連帯で世界大会を必ず成功させよう」と訴えています。
会見では、今回の大会が、核保有国や「核の傘」にある国に対して核兵器禁止条約への署名・批准を促し、核廃絶に向けて世論を広げること、朝鮮半島の非核化に向けた情勢と課題について討論をすすめること、憲法9条を持つ被爆国として核兵器禁止へ力を発揮しようと呼びかけることを強調しました。
政府代表として、核兵器禁止条約採択に尽力したアイルランドが初参加し、オーストリア、メキシコ、キューバの各政府代表が参加。22カ国77人の海外代表が参加することを明らかにしました。
禁止条約に参加する政府の実現をめざし、条約を支持する野党の代表にも声をかけていることを報告。「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」と「オール沖縄会議」の各代表が初参加することを紹介し、共同を広げる大会としても大きく成功させたいと力説しました。