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2018年7月11日(水)

岡山・真備 支援の本格化必要

党県委 被災者の要望聞く

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(写真)破損の激しい家の中で被災者の要望を聞く植本氏(左)=10日、岡山県倉敷市真備町

 表面が完全に剥げ落ちた壁、泥水でぐしゃぐしゃになった畳―。西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区に10日、日本共産党の植本完治・岡山県委員長が入り、被災住民に支援物資を届け、実情を聞き、激励しました。

 女性(76)は一人で家の片づけをしていました。「人手がない、情報がない。気を張って頑張っていますが、やさしい言葉をかけられると涙が出ます。さすが共産党ですね」と目頭を押さえました。

 植本氏は罹災(りさい)証明の受け付けが始まったことを伝え、「惨状に言葉が出ません。道路不通で支援はこれからですが、まず、皆さんの実情をうかがい、行政とも力を合わせ、支援を本格化します」と応えました。

 砂ぼこりのなかで目を赤くして、2階の際まで泥水がきた家の家財を出していた男性(79)は、車を堤防の上に避難し、着の身着のまま避難したと説明。「ほしいのは水と人手。夕方やっと水が出るようになると聞いている。情報ももっとほしい」と話しました。

 通りがかりの車の中から「ぼちぼち、頑張りましょう」と声がかかったり、「私のところはまだ大丈夫。大変な人がいるから物資はそちらへ回して」と話す人もいました。

 赤沢誠・党倉敷地区委員会常任委員、坪中明久・岡山民報編集長が同行しました。


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