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2018年7月10日(火)

職場改善の訴えに大義

帝産湖南裁判 逆転勝訴の報告会

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(写真)裁判支援に感謝を述べる八木橋さん=8日、京都市

 帝産湖南交通懲戒処分取り消し裁判の原告と弁護団、私鉄「連帯する会」は8日、京都市で大阪高裁の逆転勝利報告集会を開きました。

 事件は、滋賀県の帝産湖南交通の労働実態について労働組合委員長(当時)の八木橋喜代友さんが「赤旗」の取材に応じたところ、虚偽で信用を毀損(きそん)したとして出勤停止10日の懲戒処分を受けたものです。大阪高裁判決(2日)は、「赤旗」報道が真実であり、取材に応じたのは公益目的と認定。懲戒を有効とした昨年4月の大津地裁の判決を破棄し、処分を無効としました。

 集会で八木橋さんは「毎回、傍聴席いっぱいに支援に来ていただいたおかげで、大義をつらぬけました」と感謝を述べました。

 藤木邦顕弁護士は、「地裁判決は、職場実態を外部に訴えること自体に問題があるとしたが、高裁で是正された。内部告発者を守る柱になる」と指摘。連帯する会の阪本裕さんは「職場改善の訴えを制限するような処分と判決をはね返したたたかいに敬意を表します」と強調しました。

 集会では係争中にも職場で、正社員の新規採用や定昇制度の確立と賃上げ、パートの有給休暇などが実現したと報告がありました。


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