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2018年7月6日(金)

ゴンチャロフ過労自殺認定

神戸市の洋菓子メーカー

残業月109時間、パワハラも

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(写真)颯人さんの遺影を掲げ会見する前田さん(中)と八木(右)、本上博丈(左)両弁護士=5日、神戸市中央区

 神戸市の有名洋菓子メーカー、ゴンチャロフで働いていた前田颯人(はやと)さん(20)の過労自殺について労災申請していた母親の和美さん(44)と代理人弁護士が5日、同市内で記者会見し、西宮労働基準監督署が6月22日付で認定したことを明らかにしました。恒常的な長時間労働や上司とのトラブルが原因と認定されました。

 八木和也弁護士によると、颯人さんは2014年4月に入社し、ゼリーやチョコレートの製造に従事。15年12月ごろとみられる、うつ病発症1カ月前の残業は91時間、2カ月前は109時間と長時間労働が常態化していました。上司から「おまえ牛のえさ作っとんか」と怒鳴られるなどいじめやパワハラを受け、退職を申し出ても辞めれば出身校からは採用しないといわれ、断念させられました。16年6月24日、同市内のJR駅で電車に飛び込み亡くなりました。

 会見した和美さんは、全国からの支援と証言してくれた労働者に感謝するとともに、「あなたが悪いんじゃないんだよと息子に伝えたい」と強調。「会社は事実を明らかにして謝罪してほしい」と語りました。


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