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2018年7月3日(火)

核兵器禁止条約発効へ世論広く ヒバクシャ国際署名連絡会

原爆写真展や街頭署名 「ピースウェーブ」よびかけ

 46団体が参加するヒバクシャ国際署名連絡会は2日、東京都内で会見を開き、核兵器禁止条約採択から1年となる7日を中心に全国で行われる「ピースウェーブ2018」の取り組みを紹介しました。


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(写真)会見する(左から)川崎さん、田中さん、林田さん=2日、東京都内

 キャンペーンリーダーの林田光弘さんは、核兵器禁止条約を多くの人に知らせ、発効を後押ししようと、原爆写真展や街頭署名活動などが取り組まれることを説明。これまでに同連絡会のホームページに37都道府県、85の行動が登録されていることを紹介しました。

 同連絡会の田中熙巳(てるみ)代表は、「条約採択1年を迎え、国際的にもさらに大きな運動にしていきたい。米朝首脳会談を受け、“核抑止力論”の意味がなくなり、『日本政府は条約に参加せよ』との運動が大きくなる」と語りました。

 事務局の川崎哲(あきら)さんは、今後の取り組みとして、8月6日に広島でヒバクシャ国際署名全国交流会を開くこと、10月の国連総会第1委員会と来年4月の核不拡散条約(NPT)2020年再検討会議準備委員会に署名を提出すること、年内までに1000万人を目標に署名を取り組むことなど紹介しました。


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