2018年7月2日(月)
オスプレイいらない
5野党1会派訴え 県民集会に2000人
千葉・木更津
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陸上自衛隊が購入する垂直離着陸機オスプレイ5機が今年の秋にも陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備されると報じられたのを受け、オスプレイ「暫定配備」に反対する県民集会が1日、同駐屯地に隣接する吾妻公園で開かれました。全県から2000人超が参加し、5野党1会派の代表があいさつしました。
主催は幅広い立場の4団体でつくる「オスプレイ暫定配備反対7・1県民大集会in木更津」実行委員会。共同呼びかけ人の吉田勇悟「オスプレイ来るな いらない住民の会」会長が「オスプレイは平和を壊す。日本のどこにもオスプレイはいらないの声を大きく上げましょう」と呼びかけました。
日本共産党の畑野君枝衆院議員が「市民と野党の共闘で配備を止めさせよう」、立憲民主党の生方幸夫衆院議員は「木更津、日本からオスプレイをなくそう」、自由党の青木愛参院議員は「木更津でも配備させないことは可能」と訴え。社民党の小宮清子千葉県議、新社会党中央本部委員長の岡崎ひろみ元衆院議員、市民ネットワーク千葉県の山本友子千葉県議も連帯のあいさつをしました。
集会後、参加者は市内をデモ行進。県平和委員会の影山秀夫事務局長は「暫定配備は事実上の配備だ。事故が起きてからでは遅い」、千葉市から参加した五十嵐太(だい)さん(31)は「オスプレイは危ない。現に墜落事故を起こしている。自衛隊に必要ない」と話しました。
日本共産党の、しいば幸寿参院比例予定候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、斉藤和子前衆院議員も参加しました。