しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年6月9日(土)

新潟知事選あす投票 再稼働ノーの意思示そう

市民と野党の力で池田候補押し上げよう

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(写真)市民と野党の共闘で池田候補(中央)の必勝を、と盛り上がった市民大街宣=8日、新潟駅南口広場

 10日投票の新潟県知事選は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を最大争点とし、最終盤も1票をめぐってしのぎを削る大激戦・大接戦となっています。再稼働反対をきっぱり訴える池田ちかこ候補は、市民と野党の共闘の力で勝利へ駆け上がろうと8日、長岡、新潟両市で訴え、夜は新潟駅前での市民大街宣に参加。「県民の命と暮らしを守る観点から、到底(再稼働に)同意できない。新潟のことは新潟で決める」と気迫を込め、「ちかこ」の熱いコールと拍手に包まれました。

 最後までの奮闘が勝敗を決する情勢の中、市民らが宣伝や電話作戦に全力を挙げています。

 一方、再稼働推進の安倍政権が丸抱えする相手候補は、再稼働の是非を語れず、企業・団体の引き締めに最後まで必死。麻生太郎財務相は7日の自民党麻生派の会合で、知事選での勝敗が「一連の流れの(政権に対する)評価に使われる」「予想は接戦だ」と危機感を示しています。

 市民大街宣では、「市民の思いをつなぐ会」の佐々木寛共同代表が司会を務め、連帯する元経済産業省官僚の古賀茂明、拉致被害者家族の蓮池透、法政大教授の山口二郎、市民運動家の菱山南帆子、精神科医の香山リカ、慶応大名誉教授の金子勝、評論家の佐高信の各氏があいさつ。「再稼働にノーと言える人を知事にしなければいけない」(蓮池氏)、「県民の選択が日本の未来を切り開く」(山口氏)とエールを送りました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員らも応援。穀田氏は「安倍政権は隠ぺい、改ざん、ねつ造が明らかになると居直る。池田さんの勝利で安倍政治にノーの審判を」「再稼働ノーの新潟県民の意思をあらためて示そう」と訴え、市民と野党の共闘で政治を変えようと力を込めました。


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