2018年6月7日(木)
新潟知事選 1票争う大激戦
池田氏必勝へ 野党結束
小池書記局長が訴え
再稼働反対、安倍政権に審判を
一票一票を争う大激戦・大接戦となっている新潟県知事選(10日投票)で市民と野党の共闘の池田ちかこ候補の必勝をめざし6日、日本共産党の小池晃書記局長をはじめ野党代表が応援に駆け付け、共同演説を行いました。一方、再稼働推進の安倍政権が丸抱えする相手候補の側は期日前投票への動員や企業・団体の締め付けに加え、自民県議がスタンディングするなど必死となっています。
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十日町市では歩道沿いの広場を聴衆がぎっしり埋め、行き交う車から手を振っての声援が次々に。上越市の屋内演説では、子連れの多くの若い女性などであふれかえり、熱気いっぱいとなりました。
池田候補は、「私が知事にならない限り、柏崎刈羽(原発)は動いてしまうという覚悟でたたかっている。どうかみなさんの手で勝たせてください」と力を込め、絶大な声援と拍手が飛び交いました。
小池氏は「市民が心をあわせ野党が一つになれば絶対に勝てることを示してきたのが新潟のみなさんです。いま猛烈に追い上げています。あと一歩、何としても池田ちかこさんを新潟のリーダーに押し上げよう」と気迫を込めると、聴衆は大きな歓声で応えました。
小池氏は「最大争点は柏崎刈羽原発の再稼働です。官邸言いなりにならず、再稼働を許さないリーダーを」と述べ、「相手候補は、政権のエネルギー基本計画に理解を示し、原発再稼働推進の自民党に担がれている」と批判。「子どもたちに原発のない新潟をわたす願いは、党派を超え池田さんへと広げに広げよう」と訴えました。
さらに、米作り支援、給付制奨学金、子どもの貧困解消などの願いを託せるのは池田氏だと力説。「この選挙は県政と同時に、隠ぺい、ねつ造、改ざん、セクハラのとんでもない安倍政治の流れを新潟から変える選挙です。だから自民党も与党も必死になっている」とし、「安倍政治を終わらせ、ウソのない当たり前の政治を新潟からつくっていこう。その願いをどうか託し、広げ、勝たせてください」と力を込めました。
国民民主・原口一博、無所属の会・安住淳の両衆院議員、自由・玉城デニー、社民・吉川元の両幹事長がともに登壇。「最後まで県民の側にたちものを言う知事をつくっていただきたい。野党一つになって最後まで頑張る」(安住氏)、「原発をとめられるのは池田さん以外にいない」(吉川氏)などと応援。自由・森ゆうこ参院議員がかけつけ必勝を呼びかけました。
上越では立憲民主の風間直樹参院議員、近藤昭一衆院議員が駆けつけました。