2018年6月1日(金)
新潟知事選 県民は再稼働に反対
柏崎・刈羽など 池田氏訴え
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大激戦になっている新潟県知事選(10日投票)で、市民と野党の共闘の池田ちかこ候補は31日、地元の柏崎市や刈羽村、出雲崎町、長岡市を回り、街頭から訴えました。
池田候補は、東京電力柏崎刈羽原発から1キロの距離にある刈羽村のスーパー前で、原発の方向を向いて演説しました。県知事選が全国の注目の的であり、その焦点は、目の前に広がる柏崎刈羽原発の再稼働であると指摘。「県民の3分の2が再稼働に反対だ。私は検証結果が出たら国の横やりに負けることなく、県民の皆さんとともにしっかり意思を示していく。同時に、原発をなくしてもこの村が生けていける雇用と産業をつくっていく」と力を込めて訴えました。
長岡市中之島でマイクを握った選対本部長の菊田真紀子衆院議員は「相手候補は、本当に脱原発を訴えるなら、原発推進の自民党の応援は断るべきだ」と批判しました。佐藤伸広県議(未来にいがた)も応援に立ちました。
長岡市の大型店前では、無所属の会の岡田克也代表、黒岩宇洋衆院議員が応援に駆け付けました。岡田氏は「三つの検証」結果が出た時、官邸を忖度(そんたく)する官僚候補でなく、池田候補勝利で「新潟のことは新潟で決める」県政にと訴えました。