しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年5月31日(木)

原発ゼロの新潟に

政権の圧力はね返す

知事選 池田氏勝利へ駆けめぐる

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を最大争点とする大激戦の新潟県知事選(6月10日投票)で、市民と野党の共闘で「原発ゼロの新潟」を掲げる池田ちかこ候補は30日、県最西端の糸魚川市から上越市、地元・柏崎市などを駆けめぐり訴えました。


写真

(写真)聴衆と固い握手を交わす池田候補=30日、新潟県上越市

来月10日投票

 雨天のなか多くの人が熱心に聴き入った上越市の街頭で、池田候補は「安心・安全の新潟県づくりの一番中心的な課題は、原発の再稼働の課題だ」と強調しました。原子力規制委員会が柏崎刈羽原発6、7号機について新規制基準に「適合」したと判断したもと、「安倍政権は原発再稼働“大推進”です。再稼働いやだという県民が大多数であっても、動かせという圧力がかかる」と指摘。「新潟県民の声を胸に、『県民の考えは違う』とはね返すことのできる知事かどうかが問われている」とした上で、「原発再稼働大推進の安倍政権と自民党の言いなりにはならない。新潟のことは新潟で決める。市民とともに一歩を踏み出したい」と訴えると、拍手が起こりました。

 民進党の梅谷守・6区総支部長、小山芳元・社民党県連代表らが応援にかけつけ、「大接戦だが女性知事誕生へともに頑張ろう」(小山氏)、「原発再稼働前のめり(の政府)に歯止めを」(梅谷氏)と呼びかけました。

 演説を聞いた2人連れの会社員の女性は「『新潟のことは新潟で決める』という訴えが心に響いた。池田さんは市民のために頑張ってくれる」と話していました。


pageup