しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年5月30日(水)

日々のたたかいが勝敗分ける

全国革新懇 五十嵐氏が応援

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(写真)女性リーダーを誕生させようと訴える五十嵐氏(左)ら=29日、新潟県妙高市

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を最大争点とする新潟県知事選(6月10日投票)は中盤に入り、市民と野党の共闘で「原発ゼロの新潟」をめざす池田ちかこ候補と、再稼働推進の安倍官邸、自民、公明両党が総力をあげて支える相手候補との大激戦となっています。

 池田候補を押し上げようと29日、県内各地で確認団体「輝くにいがた」も宣伝・支持拡大に奮闘。県南西部の妙高市などでは同日、全国革新懇の五十嵐仁代表世話人(法政大学名誉教授)も駆け付け、市民とともに「新潟から政治の流れを変えよう」と宣伝を行いました。革新懇は6月6日にも集中宣伝行動を予定しています。

 五十嵐氏は、相手候補が再稼働問題で「検証」を進めるといいながら、自公の支援を受けて「政府、自民党とがんじがらめの関係をつくっている」と批判。公文書改ざんや虚偽答弁などを平然と行う安倍政権に対し、「知事選は審判を下すチャンスです。暮らし、福祉を守り充実させるため、何としても女性リーダーを誕生させよう」と訴えました。

 一方、相手候補はこの日、自民党国会議員の応援を受け、前日に池田候補が入った佐渡市内で行動。建設業や農業などの企業・団体の締め付けに走り、自民党議員が期日前投票への動員を指示しています。公明党も水面下の動きを強めており、一日一日のたたかいが勝敗を左右する情勢となっています。


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