しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年5月27日(日)

原発のない新潟へ

池田知事候補、演説会で訴え

五泉

写真

(写真)個人演説会で気勢をあげる池田候補(中央)ら=25日夜、新潟県五泉市

 大激戦となっている新潟県知事選(6月10日投票)で、市民と野党の共闘候補の池田ちかこ候補は25日夜、告示後初となる個人演説会を五泉(ごせん)市で開きました。池田候補の訴えを直接聞こうと集まった人たちで会場はあふれました。

 選対幹事長の森ゆうこ参院議員(自由党)は、同日国会で「働き方改革」法案を自公が強行採決をしたことを批判。「この知事選は県民と国家権力のたたかいだ。何としても勝利したい」と訴えました。

 安住淳衆院議員(無所属の会)があいさつ。池田候補が立候補してくれたおかげで国会でも野党の足並みがそろったと感謝の弁を述べ「安倍政治を許すかどうかの大きな分岐点」と力強く訴えました。

 池田候補は、立候補の理由として、原子力規制委員会の審査で柏崎刈羽原発6・7号機が「合格」したことを挙げ、「野党が候補を出さなければ再稼働してしまう。それに待ったを掛け、原発のない新潟県へ、私はその一歩を踏み出したい」と訴えました。

 池田候補は、国のコメの生産調整が廃止されるもとで、新潟県が独自の配分量を示して農家を守っていることを指摘。「戸別所得補償制度の復活を求めるとともに、地域の皆さんの声もしっかり聞いて、農業を守っていきたい」と訴えました。参加した、池田候補の高校の先輩の女性は「私も農家です。話を聞いて安心しました」と話していました。

 演説会では黒岩宇洋衆院議員(無所属の会)、「市民の思いをつなぐ会」の水内基成、磯貝潤子の両共同代表も駆け付け、あいさつ。地元市議が紹介されました。


pageup