2018年5月10日(木)
TPP11 審議尽くして
関連法案と批准案反対 全国食健連が議員要請
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労働組合、農民、女性、医療などの団体・個人が参加する「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」(全国食健連)は9日、衆院で審議が始まった11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)批准案と関連法案を今国会で承認しないよう求める議員要請を行いました。
全国食健連の舘野豊事務局長、全農協労連の砂山太一委員長、農民連の吉川利明事務局長、地域食健連の代表らが参加。この日は、批准案を審議する衆院外務委員の事務所を訪問し、▽今国会で批准案・関連法案を成立させず、国民的議論を尽くす▽「TPP11を批准しないことを求める請願署名」の紹介議員となる―ことを求めました。
参加者は、「拙速に承認することなく、十分時間をかけて審議を尽くして」と訴えました。ある自民党議員の秘書は「TPPのどこが良いか、悪いか、国民が知らないうちに決めるのはよくない」と回答。日本共産党からは穀田恵二議員の秘書が要請に対応し、請願署名を受け取りました。