2018年5月10日(木)
十分な審議時間を
衆院厚労委 野党側が要求
9日の衆院厚生労働委員会で野党側は、与党が主要野党抜きで同委員会開催を強行してきたことに抗議し、十分な審議時間確保を求めました。高鳥修一委員長は立憲民主党の西村智奈美議員の質問に対し、「4月18日以降、委員会の運営が円満にならなかったことは遺憾だ。充実した審議が行われるよう委員長として努力する」と表明しました。
日本共産党の高橋千鶴子議員は「他の委員会が開催を見送ったときでも厚労委員会だけは動いた。働き方法案が首相案件だからだ」と批判。生活困窮者自立支援等改定法案の補充質疑や働き方法案の十分な審議時間確保を求めました。
与党は、国会審議の前提を破壊した異常事態を放置したまま、衆院厚労委員会で生活困窮者自立支援等改定法案の採決と「働き方改革」一括法案の審議入りを強行していました。