2018年4月19日(木)
米山新潟知事が辞職
「信頼裏切りおわびしたい」
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新潟県の米山隆一知事は18日、自らの女性問題で県政を混乱させた責任をとって県議会議長に辞表を提出し、その後県庁で記者会見しました。17日に「考えを整理するためにあと1、2日を与えてほしい」と会見していましたが、辞職を決断したもの。女性問題は、19日発売の週刊文春に掲載される予定です。
米山氏は、出会い系サイトで女性と知り合い交際を続け、お金を渡していたと述べました。
米山氏は「県民の負託と信頼を裏切ったことを心からおわびしたい。原発問題で使命を果たせなかったことを本当におわびしたい。次の人にはやり遂げてもらいたい」と述べました。
米山氏は、2016年10月の知事選で共産、自由、社民各党の推薦を受けて当選。東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働に慎重な姿勢を示していました。
米山氏の辞職を受け、日本共産党の樋渡士自夫県委員長は「知事の辞職はやむなしです。今後は、市民と野党の共闘で、米山知事が掲げた政策を継承する方を候補者として擁立し、勝利するため全力をあげます」と語っています。
知事選は、公選法で県議会議長が県選挙管理委員会に5日以内に通知し、通知後50日以内に行われます。