しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年4月18日(水)

沖縄市長選で政権に審判を

小池書記局長 諸見里氏の必勝訴え

22日投票

写真

(写真)諸見里ひろみ氏(右)にエールを送る小池晃書記局長=17日、沖縄市

 安倍政権が総力をあげて支援する現職市長と激しい一騎打ちのたたかいとなっている沖縄市長選(22日投票)で、諸見里ひろみ候補(56)=新、社民・共産・社大など推薦=の大街頭演説が17日、同市で開かれ、日本共産党の小池晃書記局長が諸見里候補の必勝を訴えました。

 森友・加計疑惑や自衛隊の「日報」隠蔽(いんぺい)問題で安倍政権への批判が高まる中、小池氏は「改ざん、隠蔽、捏造(ねつぞう)、セクハラまで、安倍政権が音を立てて揺らいでいる。全国の地方選で、自公が推す候補者がどんどん落選している。沖縄市でも必ず勝とう。沖縄市から『安倍さん、もうおやめなさい』との審判を下そう」と訴えました。

 小池氏は、現市長が戦争法や改憲を支持しているとし、さらに辺野古新基地建設も容認していることを指摘。米軍牧港補給地区の倉庫群やキャンプ瑞慶覧のスクールバス関連施設を沖縄市の嘉手納弾薬庫知花地区に受け入れる、新たな基地受け入れまで容認していることを指摘し、「地元では車両の増加による交通渋滞や事故、環境汚染などの心配が広がっている。いまどき新たな基地を受け入れる市長はもうごめんだ」と訴えました。

 現市政が4年前の市長選で「待機児童ゼロ」を公約したのに、逆に4年で306人から501人に増え全国ワースト8位になったことを指摘しました。

 一方、革新市政の時代には、5年間で保育所の定員を650人増やし、これは当時、県内2位の伸び率だったとし「大違いではないか。すべての子どもの笑顔が輝くよう、保育士確保で待機児童解消、医療費や給食費無料化、給付型奨学金制度の創設。これをやってもらおう」と訴えました。

 選挙戦は、安倍政権が総がかりで襲いかかり、卑劣な中傷ビラもまかれています。小池氏は「市民が力を合わせれば必ず勝利できる。基地のない沖縄へ、確かな足取りとなる、沖縄市から安倍政権を倒す選挙にしよう」と訴えました。

 諸見里候補は「ハコモノではなく、人、命、市民が主役! かがやく沖縄市をともにつくっていこう」と決意を語りました。


pageup