しんぶん赤旗

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2018年4月7日(土)

南スーダン 空自「日報」確認を

野党ヒアリング 本村氏が要求

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(写真)防衛省が公開した航空自衛隊イラク派遣部隊の日報

 自衛隊イラク派兵部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題に関する6日の野党合同ヒアリングで、イラクでの空自の日報が保存されていたことに関連し、日本共産党の本村伸子衆院議員は南スーダンPKO(国連平和維持活動)での空自の日報の存在を確認するよう求めました。

 本村氏は昨年2月23日の衆院予算委員会分科会で、南スーダンPKOに参加したC130輸送機(愛知県・小牧基地所属)の活動に関する日報の提出を要求していました。

 これに対して稲田朋美防衛相(当時)は「陸上自衛隊の派遣施設隊の日報のような文書は作成していない」と答弁。輸送業務が終了するごとにC130輸送機の離着陸時間等を取りまとめた文書は作成しており、提出は可能だと述べていました。

 辰己昌良統合幕僚監部総括官(当時)も「航空自衛隊の活動につきましては、陸上自衛隊のような日報を作成していません」と明言していました。

 一方、6日のヒアリングでは、山野徹統幕首席参事官は「部隊が海外で行動することになると名称は色々だが日報を作るのは一般的」と言及。本村氏は矛盾を指摘した上で、「南スーダンもイラクも同じ空自のC130が派遣されたが、扱いが違うのか」と追及。山野氏は当時の国会答弁を「つまびらかには承知していない」として確認すると回答しました。


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