2018年4月6日(金)
福山候補、激しく追い上げ
8日投票 京都知事選最終盤
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最終盤を迎えた京都府知事選(8日投票)で、日本共産党も加わる「民主府政の会」と幅広い市民でつくる「つなぐ京都」の福山和人候補(57)=弁護士=が、自民党などが担ぐ西脇俊隆候補(62)=前復興事務次官、元国土交通審議官=を激しく追い上げています。
「森友」改ざん問題などで安倍内閣の支持率が急落する中での選挙。福山候補は5日も府内を駆け巡り「政治で一番大切なことはウソをつかないこと。そのことに国も地方もない。正直な政治を京都から」と訴え。「中央との太いパイプ」を売り物にする西脇陣営に対し福山候補は「府民とのパイプこそが大事」として「府民を丸ごと全力で応援」するため、▽子ども医療費を中学までの無料化▽学校給食を中学まで全員制で実施▽中小企業地域振興基本条例の制定▽老人医療費助成を1割に戻すこと―などを公約。京都新聞の3日付世論調査でも福山候補は、無党派層の支持を広げ、立憲民主党や民進党の支持層にも食い込んでいます。
慌てる西脇陣営は「このままでは危ない」(公明党衆院議員)、「投票先を決めていない人が4割もいる」(西脇陣営の地域幹部)と投票率アップ、期日前投票を呼びかけ。演説会場も大きな会場にして動員し、北陸新幹線延伸やリニア新幹線などのインフラ整備も「圧勝が必要」(自民党国会議員)と利益誘導で締め付けに躍起です。
「つなぐ京都」は、「いまからが勝負。街頭でも電話でも、声をかければどんどん福山支持が広がる選挙」「福山さんとともに府政を変え、京都から日本の政治を変えよう」と最後の猛奮闘を呼びかけています。