しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年4月5日(木)

オスプレイ横田配備

周辺住民 「家に落ちたら…」

横浜ノース・ドックで陸揚げ

 米空軍CV22オスプレイ5機の横田基地への今週後半の到着・今夏の配備が発表された翌4日午前、横浜市の米陸軍横浜ノース・ドックに貨物船からオスプレイが陸揚げされました。横田基地周辺の多くの住民は、墜落の危険が現実のものになるかもしれない不安や恐怖を募らせています。横田基地では、この日の午後も、戦闘機や輸送機が相次ぎ騒音をまき散らしながら、近隣の民間住宅地上空を飛行しました。

 「小学校のころから軍用機が飛行するのを見てきた。もう慣れてしまった。でも本当は、慣れてはいけないと思います」―。基地北西にある瑞穂町の都営住宅に住む女性(78)は、このように話しながら「沖縄県では、実際にオスプレイが墜落しています。家に落ちたらどうしようと思うこともあります」と言いました。

 福生市の女性(70)は「米軍基地がある限り、米軍はここでやりたい放題するだろう」とのべ、基地を撤去させるためには、いま以上にたくさんの人が立ち上がって、もっと国民が怒りの声を上げていかなければならないと力を込めました。

 都心でも不安の声が。台東区のJR御徒町駅前での日本共産党の街頭演説を聞いた男性(69)は「とんでもない話だ。いつ落ちるか分からない欠陥機を飛ばさないでほしい。周辺の人たちも、私も安心できない。どうにか撤回してほしい」と話します。


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