2018年4月4日(水)
強要AV 動画削除把握へ
衆院総務委 本村氏に総務相答弁
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野田聖子総務相は3日、被害者が意に反して出演を強要され、インターネット上に流出したアダルトビデオ(AV)について、今年度から、総務省委託の「違法・有害情報相談センター」が、相談された動画が削除されたかを把握していくことを明らかにしました。衆院総務委員会で、対策を求めた日本共産党の本村伸子議員の質問に答えました。
同省は3月23日、共産党の仁比聡平参院議員の質問には「実際に削除されているかを把握する運用は行っていない」と答弁しており、新年度から運用を改めた形です。
本村氏は質問で、「意に反する映像がネット上で繰り返し流通・拡散されることが二次被害となり、被害者の苦しみが続く」として、業界の自主規制頼みの国に主体的な対策を要請。海外プロバイダーを使った無修正動画の拡散や検索サイトで身元が判明してしまう問題への対処も求めました。