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2018年3月30日(金)

核兵器禁止条約 ベネズエラが批准

 ベネズエラ政府は27日、核兵器禁止条約の批准書を国連に寄託しました。これにより、同条約の署名国は57カ国、批准国は8カ国(批准書未提出のオーストリアを含む)となりました。28日付の「UNジャーナル」(国連の公式活動日誌)に掲載されました。

 ベネズエラ外務省の声明によると、マドゥロ大統領の署名した批准書を国連に提出したモンカダ国連常駐代表は「核兵器などの大量破壊兵器は人類の生存にとって深刻な脅威だ。だからこそ、国際社会は、これらの兵器の完全廃絶を実現し、絶滅の危機から世界を救うために活動する道義的義務を負っている」と述べました。

 核兵器の使用は「国際法と国際人道法の明白な違反」だとして強く反対する立場を表明しました。

 条約は50カ国目の批准書が国連に寄託された後、90日で発効します。

 (菅原啓)


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