しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年3月8日(木)

労働法制改悪を阻止

春闘勝利へ中央行動 全労連など

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(写真)デモ行進する労働者総決起集会の参加者たち=7日、東京都千代田区

 「大幅賃上げを勝ち取ろう」「もりかけ疑惑を許すな」「労働法制の改悪反対」―。全労連と国民春闘共闘委員会は7日、春闘前半のヤマ場となる来週の集中回答日を前に、東京都内で中央行動を行いました。全国から集まった労働者らが終日、宣伝やデモ、国会議員要請、省庁交渉に取り組みました。

 厚生労働省・人事院前の決起集会には2000人(主催者発表)が参加。あいさつした全労連の小田川義和議長は、労働時間データねつ造問題で、「働き方改革」の根拠が崩壊したとして、「すべてを白紙に戻すべきだ」と強調しました。

 春闘で雇用安定と格差是正、賃金底上げの流れを加速させ、「すべての労働者のベースアップ、時給の引き上げの実現にむけて攻勢的なたたかいをすすめよう」と呼びかけました。

 各労組の代表が「あらゆる賃金差別に反対し、安倍9条改憲は許さない」(自治労連)、「全国一律の最低賃金制度へ運動を進めている」(生協労連)と訴えました。

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が国会情勢を報告。「市民と野党の共闘が、あらゆる分野で広がって安倍政権を追い詰めている」と述べ、共同をさらに広げて要求実現をかちとろうと呼びかけました。


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