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日本共産党

2018年2月27日(火)

社事大がルール破り

宮本徹氏 無期転換へ指導を

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(写真)質問する宮本徹議員=26日、衆院予算委分科会

 日本共産党の宮本徹議員は26日の衆院予算委員会分科会で、日本社会事業大学(社事大)が有期契約を5年以上繰り返した職員を無期契約に転換する「5年ルール」を適用しないとしていることを示し、加藤勝信厚生労働相に実態把握と指導を求めました。

 社事大は厚労省から委託費(約3・6億円)を交付され、社会福祉の専門家を養成しており同省と関係の深い大学です。宮本氏は、同省の「おひざ元」にあるともいえる同大学の契約職員数と、「5年ルール」に該当する職員数をただしました。厚労省は、2月時点での契約職員は23人で、「3月末で5年ルールに該当する職員は1人いるが、再雇用の予定はない」と答えました。

 宮本氏は、社事大は同省の天下り先でもあるとして「厚労省として実情を把握し、啓発・指導を」と要求。加藤厚労相は「無期転換ルールを逸脱する意図ならしっかり対応していきたい」と述べました。


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