2018年2月17日(土)
“異次元の金融緩和”総括こそ
黒田日銀総裁再任案 笠井政策委員長が強調
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日本共産党の笠井亮政策委員長は16日、国会内での記者会見で、政府が衆参両院に提示した国会同意人事案件のうち、4月に任期満了を迎える黒田東彦日銀総裁の再任案について問われ、「大きな問題になってきた『異次元の金融緩和』をこのまま続けるのか、その総括が問われている」と述べ、両院の議運委員会での黒田氏に対する所信の聴取を行うなかで、しっかりとただしていきたいと述べました。
会見で笠井氏は、アベノミクスの「異次元の金融緩和」によって景気が回復せず、出口戦略もないことを指摘。「金融緩和によるデフレ脱却は行き詰まっているのが現状だ。このやり方は限界で、転換が必要だということが大きく問われている」と強調しました。