2018年2月11日(日)
安倍「働き方改革」阻止へ
過労死促進・格差容認・非正規拡大許さない
労働法制中連が集会
労働組合や女性、法曹団体などでつくる労働法制中央連絡会は10日、過労死促進、格差容認、非正規型労働の普及を許さず、「8時間働ければふつうに暮らせる社会」を求めて、東京都内で、安倍「働き方改革一括法案」阻止決起集会を開催しました。会場は200人を超える参加者の熱気にあふれました。
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主催者あいさつした小越洋之助代表委員(労働総研代表理事)は、「今回の法案は、本当にひどい。さまざまなものを一括審議し、労働者に労働基準法を適用させないようにするものだ」と批判。世論を形成することが重要だとして、「法案を阻止するために、ともにがんばろう」とよびかけました。
東京過労死家族の会の中原のり子代表、NHK記者で過労死した佐戸未和さんの母、恵美子さんが、声をつまらせながら講演しました。
鷲見賢一郎弁護士が法案について講演し、「一括法案にはいい点が一つもない」と強調し、労働法制の保護のない労働者をつくりだすものだとして、労働時間や「雇用関係によらない働き方」など各分野の問題点を指摘しました。
各労組、団体の代表が実態を報告しました。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員があいさつしました。