しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年2月8日(木)

福井大雪 生活を直撃

積雪37年ぶり ヘルパー来られず ■ コンビニ売り切れ

写真

(写真)1.5メートル近い雪で埋まる路地の両脇=7日、福井市(鈴木正樹党市議撮影)

 福井市の積雪は140センチメートルを超えるなど、市民生活に深刻な影響を与えています。

 高齢者夫婦世帯の女性(76)=福井市=は「毎日雪かきで大変」と疲れをにじませ、「家の前の道路は除雪されておらず、車も動かせない。近所の看護師さんも歩いて仕事に行った」と訴えます。積もった屋根の雪も心配で、「水分を多く含むと重くなるから心配だけど、自分らでは、よう(屋根に)上がらん」と話します。

 足に障害がある独り暮らしの男性(63)=福井市=は、家の前が吹きだまりで胸の高さまで雪が積もっています。毎日2回来るホームヘルパーが雪のため1回しか来られないうえ、週3回ある入浴サービスが送迎できないため、今週はなくなりました。男性は「不安だけど、家の中で、じっとしているだけ。テレビを見たり、本を読んだりして気を紛らわしている」と話しました。

 坂井市では、日本共産党の松本朗市議が、心臓に持病がある市内の女性宅を訪れ、倒壊の危険がある小屋の屋根の雪を下ろしました。地域の集会所に避難した生活保護の女性には、地域の党員が食料を差し入れました。

 福井市郊外の介護施設でヘルパーとして働く50代女性は、郊外で店も少ないところ、コンビニエンスストアでお弁当を買おうとしたら、売り切れで困りました。同市内では、品薄が広がる一方、客が外出しないことからスーパーなどは午後6時頃に閉店する店が相次いでいます。

共産党が豪雪被害対策本部

 日本共産党は7日、小池晃書記局長を本部長とする「2018年豪雪被害対策本部」を設置しました。

 同本部の構成は以下のとおりです。

 本部長 小池晃書記局長・参院議員

 事務局長 武田良介参院議員・参院災害対策特別委員会委員

 副本部長 高橋千鶴子衆院議員、藤野保史衆院議員、田村貴昭衆院議員・衆院災害対策特別委員会委員、紙智子参院議員、岩渕友参院議員、井上哲士参院議員、仁比聡平参院議員

雪の壁 福井覆う

除雪員不足が深刻輸送不安「助成を」

共産党・鈴木市議

 「町内のいたるところに巨大な雪の壁がある状態です」。記録的豪雪に見舞われた7日の福井市内。日本共産党の鈴木正樹市議が市内の状況をこう説明します。

 6日からの積雪で除雪作業に追われ、オペレーターの不足と疲労困憊(こんぱい)もあり、とりわけ路地除雪が間に合わないといいます。鈴木市議の地域には大きな公園があり、一時的に除雪した雪をそこに運んでいますが、他の地域では、除雪した雪の置き場にも困っているといいます。道の両脇には150センチの雪の壁ができ、公園や空き地はブルドーザーが積み上げた3メートル以上の雪の山で埋まっています。

 市内の小中学校は6日から休校。保護者に登園自粛を要請した保育園もあり、鈴木市議は2日間、近所の子ども2人を預かっています。

 6日は、1人暮らしの高齢者宅を訪問し屋根の雪下ろしや、道路で立ち往生する自動車の救出に手を貸しました。鈴木市議の自宅の駐車場の屋根には1メートル近い雪が積もっています。「つぶれる可能性もありますが、車を移動させる場所も、雪を落とせる場所もなく途方に暮れています」

 鈴木市議はさらに、「除雪のオペレーターが不足しているため、急な豪雪があったときに除雪も止まってしまう。国や県は除雪への助成を検討してほしい。除雪がされず輸送が止まると、市民の食料や灯油の確保も困難になるので心配です。この間、行政職員が削減されたため、市民が電話をしてもつながりにくい状態です。その辺も含めた総合的な対策を痛感します」と語りました。


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