2023年12月9日(土)
野党共闘で政治変えて
憲法共同センターが宣伝
東京・新宿
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全労連や全日本民医連でつくる憲法共同センターは8日、東京・新宿駅西口で、岸田政権による軍備拡大をストップし、憲法を生かした政治を実現しようと宣伝しました。市民が「戦争はいや」と言うなど足を止め、大軍拡・大増税NO!署名に応じました。
全日本民医連の山本淑子事務局次長は、医薬品が不足し、電気も使えず、新生児が次々亡くなっているガザ紛争、イスラエルによる攻撃を黙認する日本政府に憤りを表明。岸田政権が推し進める大軍拡によって医療も介護もできなくなるのは戦前の日本を見てもわかると語り「戦争を繰り返してはいけないと胸に刻むことが大事。憲法全部を守り生かすときだ」と強調しました。
全国革新懇の五十嵐仁代表世話人(法政大学名誉教授)は「ガザの人々は尊厳を踏みにじられれば抵抗する、力によって押さえつける抑止力理論が通用しないことを事実が示している」と指摘。停戦を求める国連総会決議に棄権した岸田政権を打倒し、市民と野党の共闘を再構築し、大軍拡・大増税ノーの声をあげ、政治を変えようと呼びかけました。
日本共産党の本村伸子衆院議員は、岸田政権が改憲、大軍拡へ暴走していると述べ「暴走を食い止めるのは私たち主権者だ」と訴えました。
署名した会社経営の男性(65)=東京都杉並区=は「岸田政権は国民のことを考えていない。日本共産党など野党共闘で政治を変えてほしい」と述べました。