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2022年6月17日(金)

軍事力一辺倒 転換へ

全国革新懇室長会議

参院選へ取り組み交流

小池氏が情勢報告

 平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)は16日、オンラインで都道府県革新懇事務室(局)長会議を開きました。各都道府県の事務室(局)長らが、参院選をめぐる情勢と「市民と野党の共闘」の現状、革新懇の課題などについて意見交換し、参院選勝利に向けた取り組みを交流しました。

 日本共産党の小池晃書記局長が参院選挙情勢について報告。平和の問題では、危機に乗じた大軍拡・改憲の大合唱に対し、国民からも疑問の声が上がり始めていることにふれ、「軍事力一辺倒の議論を転換しようと訴えていけば、共感が大きく広がる可能性のある選挙になりつつある」と述べました。

 また、暮らしの問題では、物価高騰で苦しむ国民生活への自覚がない政府の姿勢を厳しく批判。「人を大事にする経済、人にやさしい経済こそ、強く成長する経済になることを正面から訴えていきたい」と述べました。

 さらに、小池氏は、今回の参院選で、32の1人区のうち半分以上は野党の候補者を一本化してたたかう選挙となっていると報告。日本共産党が「市民と野党の共闘」という立場をブレずに貫けるのは、広範な人々と力を合わせる統一戦線で政治を変えることを綱領で規定しているためだとして、「ぜひ今回の参院選で、日本共産党を伸ばしてもらい、市民と野党の共闘を前に進めようと呼びかけたい」と述べました。

 全国革新懇事務室長の小田川義和氏が、会議への報告と提案を行い、「参院選は正念場のたたかいになっている。市民と野党の統一候補が実現した選挙区では、その候補者の勝利をめざし、それが実現できていないところでは『三つの共同目標』を支持する政治勢力の躍進のために力を尽くし合いたい」と述べました。

 各都道府県の革新懇からの報告と討論では、各地域での革新懇の取り組みの広がりや、参院選勝利に向けた決意などが語られました。


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