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2022年6月12日(日)

青年に希望届ける参院選に

党と民青が青年・学生全国集会 志位氏が講演

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(写真)「参院選直前!青年・学生全国集会」で講演する志位和夫委員長。左端は司会の酒巻眞世さん=11日、党本部

 参院選で平和で安心して青年が学び暮らせる社会を実現しようと11日、「参院選直前! 青年・学生全国集会」が日本共産党と日本民主青年同盟(民青)の共催で開かれました。都内の会場とオンラインで結び各地で視聴会を開催。志位和夫委員長の講演や青年の訴えを聞き、青年の未来を切り開こうと決意を固めあいました。

 8人の青年がスピーチ。中山歩美民青副委員長は、物価高騰などで青年に深刻な貧困が広がると同時に、「政治を変えなければ」という変化も起きていると語り、「共産党を躍進させれば、新しい社会をつくることができる。青年に希望を届ける選挙として頑張りたい」と話しました。

 埼玉の大学に通う女性は、コロナ禍の窮状を語り、「高い学費は払わないといけない。アルバイトもコロナで減った。これは私たちのせいではありません」と述べ、共産党を躍進させて改善させたいと訴え。大阪の学童保育指導員の男性は、仕事にやりがいを感じているが生活は苦しいと語り、「低賃金は日本全体の問題です。政治の責任で賃金をあげると訴えている、共産党を躍進させたい」。

 広島県の檜谷篤さんは、唯一の戦争被爆国なのに核兵器禁止条約に背を向ける岸田政権を批判。「禁止条約に署名する政府へと変えたい。憲法9条を生かした平和外交を掲げる共産党は希望です」と述べました。

 西川龍平民青委員長が行動提起し、吉良よし子党青年・学生委員会責任者があいさつしました。

「強く大きな民青を」志位氏

 志位和夫委員長は講演で、「日本共産党の躍進に日本の前途はかかっています」として、参院選で日本共産党が躍進する意義について、(1)「軍事対軍事」でなく、「外交による平和」をつくる最も確かな力(2)弱肉強食の新自由主義をおわりにして「やさしく強い経済」をつくる最大の力(3)市民と野党の共闘の前途を開く推進力―という三つの角度から訴え。「選挙を通じて強く大きな民青をつくろう」と呼びかけました。

 講演のなかで志位氏は、欧州安全保障協力機構(OSCE)の教訓とのかかわりで、日本共産党の「外交ビジョン」の意義について、地図を示して詳しく語りました。

 最低賃金1500円への引き上げ、シフト制労働者の条件改善、学費無償化をめざしつつ、すみやかに半減させることの大切さを、ヨーロッパとの比較を明らかにした図表も示して訴えました。


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