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2022年5月17日(火)

共産党“平和のつくり方”発信

国際秩序回復・9条外交こそ

大阪で山下・たつみ氏トーク会

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(写真)参加者の質問に答える(正面向き右から)山下、たつみ両氏=15日、大阪市中央区

 日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員と、たつみコータロー前参院議員・大阪選挙区予定候補は15日、大阪市中央区の会場とオンライン併用でトークライブ「平和のつくり方」を行いました。

 戦争をどうなくすのかという質問に対し山下氏は、二つの世界大戦など人類が筆舌に尽くしがたい体験をする中でつくられたのが、領土保全・主権尊重・武力行使禁止を全加盟国に義務付けた国連憲章だと強調。「ロシアの武力行使に対し、日本は核共有・軍備増強の道に進むのではなく、侵略者に責任を取らせ、国連憲章に基づく平和の秩序を回復させるという形で決着をつける。これが、戦争のない世界にするために大事だ」と話しました。

 沖縄の日本復帰50年をめぐっては、「基地のない平和な島」「憲法の下で基本的人権が保障される沖縄」という沖縄県民の願いに反して、岸田政権や与党が新たな基地負担と改憲を推進していることを批判。憲法9条を生かした平和外交を訴える日本共産党が参院選で躍進することが重要だと訴えました。

 たつみ氏は「日本の国会議員としての最低限の資質は、過去の侵略戦争を真摯(しんし)に反省して二度と起こさないこと。この間、自民党や維新の会から外交の話がほとんどされず、9条改憲の動きも強まっている。これこそが東アジアにとって大きなリスクだ」と訴えました。


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