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2022年5月16日(月)

痴漢ゼロ 政治の責任で

党京都府委 アンケート拡散集会

たけやま氏報告

写真

(写真)痴漢ゼロをめざす集会で発言する(右上から反時計回りに)たけやま、あかた、市川の各氏ら=14日、京都市左京区

 痴漢ゼロをめざし、4月中旬からアンケート調査に取り組む日本共産党京都府委員会と党府議団・京都市議団は14日、京都市内で「アンケート拡散集会」を開きました。YouTubeでも配信しました。

 たけやまさいこ参院京都選挙区予定候補(党府ジェンダー平等委員会事務局長)が、これまで寄せられている回答(63件)の報告と、鉄道各社などへの申し入れで電光掲示板での表示を実現したことなどを報告。深刻な被害の事例や、被害にあったときに「怖くて反応できなかった」などの回答が8割を超えていることに触れ、「日常生活に支障が出る方もたくさんいる。政治の責任で性暴力を根絶していきたい」と訴えました。

 京都女子大学の市川ひろみ教授、思春期アドバイザーの、あかたちかこ氏がオンラインで発言し、山本陽子京都市議が報告しました。

 市川氏は、被害にあわないことを求める啓発ポスターに疑問をもち、学生とともに鉄道警察や鉄道会社と協力し、周囲の通報をよびかけるポスターを作成したことを紹介。「学生は声が受けとめられ、社会をつくるのは自分たちと自信にもつながった」と述べました。

 あかた氏は「痴漢というイシュー(課題)が政治にのり期待しかない。被害者のしんどさは社会の雰囲気がそうさせている。政治が取り上げシステムをつくれば意識も変わる」と話しました。

 参加者から「昔、被害にあったときは迷惑行為の一つだった。痴漢は犯罪と言い切ることができるようになり、うれしい」などの発言がありました。


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