2022年5月4日(水)
自衛隊員の命、他国の人々の命を守ってきたのが9条
志位委員長が会見
日本共産党の志位和夫委員長は3日、東京都内で、記者団から憲法施行75年の受け止めを問われ、「この75年、自衛隊は他国の人を一人も殺さず、一人の戦死者も出していない。こうしたケースは主要国でほかにない」と述べ、「(憲法9条を)将来にわたって守り生かしていきたい」と強調しました。
志位氏は、自衛隊が犠牲者を出してこなかったのは「憲法9条が存在し、平和を願う多くの国民の世論と運動の力が自衛隊員の命を守ってきた。他国の人々の命も守ってきた」として、「こういう宝物が憲法9条だ」と強調。その上で、「将来にわたって守り生かしていきたいという決意を新たにした」と語りました。