政治変え安心医療に

たつみ氏講演　労組が学習会

大阪

（写真）参加者の質問に答える、たつみ氏（正面向き中央）＝１日、大阪府東大阪市

　大阪府の医療生協労働組合かわち野は１日、東大阪市の会場とオンライン併用で「選挙に行こう」をテーマにメーデー学習会を行い、９０人が参加しました。日本共産党の、たつみコータロー（辰巳孝太郎）前参院議員・大阪選挙区予定候補が講師を務め、医療問題やロシアの侵略などの質問に答えました。

　たつみ氏は、大阪で医療ひっ迫・コロナ死者数が突出したことについて、カジノ建設に前のめりになる一方で検査や公衆衛生を軽視し、病床の大幅削減を強行した維新府政の責任は重いと批判。自民党や維新の会がロシアの侵略を利用して軍拡を主張することに対し、軍拡は世界の緊張を高める上に市民生活を圧迫すると語り「平和、大幅賃上げ、労働環境の改善、安心の医療・介護は政治を変え、税金の集め方や使い方を変えることで実現できます」と訴えました。

　市位昌輝・執行委員長が「８時間働けば普通に生活できる社会へ。コロナ禍で地域の医療・介護と命をどう守っていくかを一緒に考えていきたい」とあいさつ。日本共産党の内海公仁府議が「みなさんの要求実現のために一緒にたたかいたい」と話しました。