2022年4月25日(月)
「自分らしく輝ける未来を」
東京レインボープライド 3年ぶり開催
志位氏スピーチ
LGBTQなどセクシュアル・マイノリティー(性的少数者)が自分らしく前向きに生きられる社会の実現を目指すイベント「東京レインボープライド2022」が24日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれました。会場に参加者を入れての開催は3年ぶり。日本共産党の志位和夫委員長も参加し、スピーチしました。(志位和夫委員長スピーチ)
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今回のテーマは「繋(つな)がる、見える、変わる」。会場内には100を超えるブースが出展し、Tシャツやタオルなどオリジナルグッズの販売コーナーにも多くの人が並びました。
野外ステージではアーティストによる無料ライブや各国大使館と政党の代表によるスピーチが行われました。
志位委員長は、虹色のスカーフを身にまとって登壇。性的少数者が法律上はないことにされている現状を変えるため「みなさんと力を合わせて同性婚を可能にする民法改正を行うこと、そしてLGBT平等法をつくっていきたい」と力を込めました。
虹色のフラッグ(旗)を先頭に出発したパレードには、約2000人がカラフルな衣装を着るなどして参加。渋谷・原宿の街を歩いて「自分らしく輝ける未来を」とアピールしました。
同性パートナーと同じデザインのTシャツを着たパレード参加者(38)は「沿道の人たちが大きく手を振るのを見て、人生を応援されている気分になりました。同性婚を認めることへの理解が進んでいるとは言えない現実もあります。それぞれの生き方を肯定してほしい」と語りました。