2022年4月24日(日)
侵略に反対 9条生かせ
実行委 5・3憲法集会参加呼びかけ
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5・3憲法集会実行委員会は23日、日本国憲法施行75年となる5月3日に、東京・有明の東京臨海広域防災公園で行う「改憲発議許さない! 守ろう平和といのちとくらし 2022憲法大集会」への参加を呼びかける宣伝行動を、東京・有楽町駅前で行いました。実行委員会のメンバーがビラを配りながら、「改憲ゆるすな」「ロシアによる侵略反対」などの声をあげようと呼びかけました。
戦争させない1000人委員会の藤本泰成さんは、自民、公明、維新など改憲推進勢力が国会の憲法審査会で改憲論議を進めていることを批判。「憲法9条は2度の世界大戦の痛苦の教訓の上につくられた。いま政治が行うべきは、改憲ではなく、憲法の理念を実現するために力を尽くすことだ」と強調しました。
憲法共同センターの川村好伸さん(全労連副議長)は、ロシアによるウクライナ侵略に、国連総会の2度にわたる決議や世界で広がる反戦の声が戦争を止める大きな力だと紹介。大軍拡をねらう自民党「安保提言」を批判し、「7月の参院選で改憲勢力に厳しい審判を」と訴えました。
憲法9条を壊すな!実行委員会の高田健さんは、ウクライナ侵略に乗じた改憲・軍拡・敵基地攻撃能力の保有の議論は「一見勇ましく見えるが、日本を戦争に巻き込む道だ」と指摘。日本は「粘り強い外交で戦争を起こさせない関係を築くべきだ」と述べ、「憲法大集会で戦争反対、9条守れの声をあげよう」と呼びかけました。