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2022年4月18日(月)

カジノ認可ノー 運動広く

大阪で学習会 大門議員講演

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(写真)講演する大門氏(正面向き右端)=16日、大阪市

 IR(カジノを中核とする統合型リゾート)計画案が大阪府と大阪市の3月末の議会で維新の会、公明党などによって採決が強行されたことを受け、「カジノに反対する大阪連絡会」は16日夜、大阪市内の会場とオンライン併用で緊急学習会を行いました。日本共産党の大門みきし参院議員・比例予定候補を講師に迎え「カジノを国に認可させない運動を盛り上げよう」と決意を固め合いました。

 大門氏は、誘致計画の年間1400万人の国内来訪者予測について「800万人近くいる全国のパチンコ利用者が夢洲(ゆめしま、大阪市此花区の人工島)に来て6千円の入場料を払いスロットをし」「アイドルグループ『乃木坂46』の1万人コンサートを1日2回、1年中行わなければならない」ような荒唐無稽(こうとうむけい)な計画だと指摘。巨額の公費が使われるにもかかわらず、大阪市への聞き取りでは「民間事業者が出した数字」として、担当者も根拠を示せないと話しました。

 大門氏は、カジノ業者がいやがるのは市民の反対運動だと述べ、申請されたら終わりでなく、維新などカジノ推進勢力に参院選で審判を下すことが計画阻止の大きな力になると話しました。

 連絡会の有田洋明事務局長が、反対署名が2カ月半で11万人分を超えるなど世論の潮目は変わっていると強調。「カジノ問題を考える大阪ネットワーク」代表の桜田照雄阪南大学教授、日本共産党の山中智子大阪市議団長も報告し、引き続き宣伝や議会活動での奮闘を決意しました。


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