2022年4月8日(金)
キャンドル手に“虐殺やめて”
東京 ロシア大使館周辺 市民が訴え
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ロシアのウクライナへの侵略戦争に抗議しようと6日夜、市民らは東京都内のロシア大使館周辺で、キャンドルを入れた透明カップやペンライトを手に「プーチンはマリウポリの包囲と大虐殺をやめろ」「戦争犯罪を許さない」などと声を上げました。武器取引反対ネットワーク(NAJAT)が呼びかけました。
NAJATの杉原浩司さんは「私たちは殺された人たちへの追悼と、もう一人も殺させないために、今すぐプーチンはマリウポリの包囲を解きロシアに撤退しろと伝えるために声を上げている」と語りました。
千葉県柏市からの参加者(52)は、親の仕事の都合で子どものころにロシアと日本を行き来していたと話します。「生まれはロシアで、9歳から14歳までハバロフスク市にいました。ウクライナはきょうだいのような国です。今すぐ戦争を止めたい」
東京都町田市から参加した男性(65)は「プーチン大統領は常軌を逸している。核による脅しだけでなく、“ロシアのない世界は必要ない”と言ったこともあった」と指摘。「こうした危機に便乗して敵基地攻撃能力を持とうと世論操作しようとしているのが、今の岸田政権だ」と批判しました。