2022年4月7日(木)
ロシアを強く非難
モルドバ大使と緒方副委員長会談
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日本共産党の緒方靖夫副委員長は6日、東京都内のモルドバ大使館で、最近着任した同国のドゥミトル・ソコラン大使と、モルドバの隣国ウクライナの情勢について会談しました。
緒方氏は、国連憲章、国際法に違反する侵略、市民にたいする非人道的な攻撃、核兵器による威嚇の3点でロシアを強く非難する党の立場をのべました。さらに、ソ連共産党の覇権主義にたいする長期のたたかい、ロシアを含めいかなる覇権主義にも反対していることを説明しました。
ソコラン大使は、モルドバは中立国であるが、ロシアによる国連憲章、国際法、主権をじゅうりんした、最も侵略的で非合法な手段による戦争の継続を強く非難するとの政府の立場を説明。ウクライナからの難民に国境を開放し、すべて受け入れる人道的措置と連帯の政策で、9万5千人の子どもを含む39万人の難民を受け入れてきたとのべました。
さらに大使は、モルドバを通過して他国へ向かった人たちを除いても、モルドバの全人口(約260万人)の数%にも達する難民を受け入れ、同難民への住宅、医療、インフラ整備など支援について述べました。5日にベルリンで開催された難民受け入れモルドバ支援国際会議など国際社会の援助にも、深い謝意を示しました。
会談には、タチアナ・メシテル・バラン参事官も参加しました。