2022年4月6日(水)
「戦争犯罪」の可能性
国連人権高等弁務官が指摘
国連のバチェレ人権高等弁務官は4日、ウクライナの首都キーウ近郊のブチャなどで民間人遺体が多数発見されたことについて、「戦争犯罪」の可能性を指摘し、「国際人道法の重大な侵害であるとともに、国際人権法の深刻な違反」だと非難しました。
バチェレ氏は「ブチャの街頭や仮の墓地に横たわる死者の姿にぞっとした」と表明。「ブチャで何が起きたのか、独立した有効な捜査が確保されるよう、あらゆる努力が不可欠だ」と指摘し、真実と正義、責任の追及とともに、犠牲者とその家族の賠償と救済が確実に行われるべきだと述べました。