2022年4月2日(土)

「消費税を５％に」

東京　なくす会が宣伝

（写真）「消費税を５％に」「インボイス中止を！」と訴える人たち＝１日、東京・巣鴨駅前

　消費税をなくす全国の会と東京の会は、消費税導入から３３年になる１日、東京・巣鴨駅前で「消費税を５％に」「インボイスの制度実施中止」と訴える署名・宣伝行動を行いました。

　全国の会の前沢淑子事務局長は、消費税が導入されてから３３年間で１人当たり３５０万円を納めていると指摘。「消費税ほど逆進性が強く不公平な税制はない。消費税減税を野党の共通政策に位置付けさせよう」と訴えました。

　東京の会の林幸二事務局長は、消費税が増税され、軍事費が年々拡大されていると批判。「『消費税、憲法変えれば戦争税』とならないように、参院選で審判を下そう」と語りました。

　全国の会の梅村さえこ常任世話人（日本共産党参院埼玉選挙区予定候補）は、７５歳以上の医療費の窓口負担が２倍化されることを批判し、「コロナ禍と物価高騰で大変ななか、なぜ負担増なのか。２倍化を中止させ、消費税減税で国民負担の軽減を」と訴えました。

　東京都豊島区の女性（９２）は、「消費税で苦しむ人がたくさんいる」と話し署名。埼玉県新座市の女性（８２）は「消費税は生活に響く」と語りました。