2022年3月27日(日)
侵略口実の改憲許さない
「九条の会」事務局が声明
「九条の会」事務局は25日、声明「ウクライナ侵略とそれを口実にした9条破壊、改憲は許さない」を発表しました。(声明全文)
声明は、ロシアによるウクライナ侵略を口実に「9条で国は守れるのか」などと「敵基地攻撃能力」保有や核共有、明文改憲の動きが政府、自民党、日本維新の会などから活発になされていると警告しています。
こうした動きに対し声明は、「今回のウクライナ侵略が明らかにしたのは、軍事力と軍事同盟の強化は軍事対決・挑発を激化させ国際社会を分断させるだけで、平和の実現に寄与するどころか戦争と武力行使に帰結する」ことだと指摘。日米軍事同盟強化と改憲の道では、日本とアジアの平和を実現することはできないとし「9条を持つ日本政府の責務は、国際社会の分断を修復し、ロシアの侵略に反対し、アジアの紛争を武力によらないで解決する枠組みを作るために各国に働きかけることです。断じて、改憲、9条破壊を許してはなりません」と呼びかけています。来たる参院選で改憲勢力3分の2を阻止するために全力をあげることも訴えています。