2022年3月19日(土)
首里城復興へ寄付金
母親大会実行委 沖縄県知事に
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第66回日本母親大会実行委員会は18日、沖縄県庁を訪れ、昨年11月に開いた同大会で呼びかけて集まった首里城復興のための寄付金を、沖縄県に贈呈しました。沖縄県母親大会連絡会の瀬底律子、久手堅幸子両共同代表が、玉城デニー知事に手渡しました。
瀬底氏は「多くのたたかいをしてきた沖縄県民に全国が連帯して一緒に頑張るという思いと、沖縄の歴史や伝統をますます発展してもらいたいという熱い思いが集まりました」と語りました。
デニー知事は、寄付金を唐破風の飾りなど目につきやすい首里城の「象徴部分」に使わせてもらいたいと説明。母親大会について「命を育み、つないでいくという考え、いまのウクライナのような状況を絶対につくらせないという思いで取り組んでこられたことに深く感動する思いです」と敬意を表し、「反戦平和の思いが込められた気持ちをしっかり受け取らせていただく」と述べました。
また、デニー知事は、県民に二度と戦争の思いをさせないという強い信念で国に平和外交を求めていくとし、首里城復興の際は「ここで平和外交を展開してくださいと、各国の首脳をお招きする夢もあわせて描いていきたい」と語りました。
日本共産党の西銘純恵、玉城ノブ子両県議が同席しました。