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2022年3月11日(金)

子どものみ留守番 見守りスタート

北海道函館 急な学級閉鎖に対応

保護者の声受け超党派女性議員が要請

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(写真)工藤市長(左)に要請する女性議員たち=1日、北海道函館市

 新型コロナ感染拡大に伴う小学校の学級閉鎖により子どもだけで留守番せざるを得なくなった家庭を対象にした見守りが7日、北海道函館市で始まりました。

 市の「子どもなんでも相談110番」に連絡し、小学1~3年生を基本に、陰性となった児童が対象です。

 学級閉鎖で急な対応を迫られた保護者から「仕事を休むことができず、低学年の子を1人で留守番させているが、固定電話もなく、子どもと連絡がとれなくて不安」など切実な声が寄せられました。

 日本共産党や民主市民ネット、公明党の超党派の女性議員有志は1日、「子どもの居場所の確保を」と要請。工藤壽樹市長が「早急な対応が必要。検討する」と答え、児童館の指導員の協力の下、実施に至りました。

 保護者へは市と学校が連携し、一斉メールでの案内や議員のSNSで周知しています。

 日本共産党の市戸ゆたか市議は「相談を聞いて対応しなければと動き、多くの賛同で実現しました。無料検査が受けられず有料のPCR検査の場合も、市が負担すると前向きです」と話しました。


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