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2022年3月6日(日)

改憲許さぬ署名広く

憲法共同センター交流会

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(写真)開会あいさつする吉田氏(左から4人目)=5日、東京都内

 全労連や全日本民医連などでつくる憲法共同センターは5日、全国交流会を東京都内の会場とオンラインで開きました。ロシアによるウクライナ侵攻に抗議するとともに、この機に乗じた9条改憲議論を許さないことで意思統一。「憲法改悪を許さない全国署名」を軸に取り組みを発展させ、参院選で改憲勢力3分の2の議席を阻止しようと語り合いました。

 主催者あいさつで自由法曹団の吉田健一団長は、岸田政権がコロナ禍で苦しむ国民の命と暮らしをないがしろにしても6兆円を超える軍事予算をつぎこもうとしていると批判。「今こそ憲法9条を生かして武力によらない解決を実現する大切さを訴え、9条改憲を絶対に許さないとの声を大きく広げよう」と呼びかけました。

 伊藤真弁護士(伊藤塾塾長)が講演。壊された立憲主義を取り戻すために国民が国会や内閣などを監視し「憲法のもとに生きる市民として学び、考え、行動しよう」と訴えました。

 「札幌のスナックが『平和でなければ楽しくお酒は飲めない』と署名を集めている」(全商連)「憲法署名、核兵器禁止条約批准を求める署名で対話がかみ合っている」(新日本婦人の会)「50筆署名チャレンジャーに憲法条文入りタンブラーをプレゼントしている。ヒロシマの声は広島から発信したい」(広島県共同センター)など交流しました。

 全労連の竹下武常任幹事が、共同センターとして4月8~19日、5月3~19日を憲法行動集中期間とし、署名を国会に提出する予定の5月19日に向けて集めようと提起しました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は「市民と野党の共闘の前進に力を尽くし、参院選で改憲勢力の3分の2の議席を許さず、政権交代の展望につながる勝利を勝ち取るために力を合わせて奮闘する」と決意を語りました。


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