2022年3月5日(土)
京都府知事選 かじかわ予定候補勝利へ
全国革新懇がアピール
全国革新懇は3日、京都府知事選での、かじかわ憲予定候補の勝利に向け、「市民との共闘で京都府政の転換を―オール与党の国言いなり府政では地方自治、民主主義はとりもどせない」と題したアピールを発表しました。
アピールは、新型コロナウイルス危機が続くもとで、現職知事が保健所削減を肯定し、学生の声を切り捨てるなど「府民に寄り添う姿勢には程遠い対応を繰り返している」と指摘。その一方で、北陸新幹線の延伸などの大型開発に固執し、「地方自治の本旨と民主主義が問われる状況」だと批判しました。
ロシアのウクライナ侵略に触れながら、「専制的な権威主義は暴走し、多様な意見を反映しない政治体制にはその暴走への歯止めが欠落している」と指摘。各党が相乗りで現職知事を支持するなか、「『オール与党体制』では、多様な意見を反映する府政民主化は期待できない」と主張しました。
地方自治と民主主義を取り戻すうねりを地方から大きくしていくためにも、「この時期にたたかわれる京都府知事選挙の意義は小さくない」と強調。全国に物心両面の支援を呼びかけました。