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2022年3月4日(金)

ノーベル受賞者165人書簡

戦争 何も生み出さない

 世界各国のノーベル賞受賞者165人が、ロシアによるウクライナ侵略を非難し、ウクライナ国民と、その自由と国家の独立を支援すると訴えた公開書簡を発表しました。

 プーチン大統領を名指しして「ウクライナの存在の正統性を根本から否定するものだ」と糾弾する一方、「言葉を注意深く選ぶ」とのべ、「今回の侵略にロシア国民は役割を担っていない」と指摘しました。

 また「プーチン大統領とその協力者が引き起こした戦争は、不当で、残虐で、将来に何も生み出さない」と批判し、ロシア軍のウクライナ侵攻の停止と、ウクライナからの撤退を求めました。

 書簡には、天野浩氏(物理学賞)、白川英樹氏(化学賞)、利根川進氏(医学・生理学賞)、本庶佑氏(医学・生理学賞)、カズオ・イシグロ氏(文学賞)、梶田隆章氏(物理学賞)、野依良治氏(化学賞)、大隅良典氏(医学・生理学賞)、山中伸弥氏(医学・生理学賞)らも名前を連ねています。


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