2022年3月1日(火)
「今すぐ戦争やめて」
世界で抗議 ベルリン10万
世界各地で27日、ウクライナへのロシア侵略を非難し、ウクライナに連帯する集会・デモが行われました。
ベルリンでは、労組、平和団体などの呼びかけで、10万人以上の市民が市中心部の通りを埋め尽くしました。参加者は「戦争をやめろ」「ウクライナから手を引け」などのプラカードを掲げて行進しました。
ワシントンでは、ホワイトハウス前でウクライナ系米国人や米国市民ら数千人が集まり、ロシアの侵略を非難しました。
カナダの最大都市トロントでは、数千人がデモ。ジョン・トーリー市長は「(ロシアの)巨大な残虐行為に対し、立ち上がってノーというときだ」と演説しました。
1968年にソ連などの軍隊に侵攻されたチェコでは、首都プラハ中心部のバツラフ広場に、市民約8万人が集まりました。フィアラ首相が演説し、「自由と民主主義を圧殺するために他国に侵入した戦車に、断固とした対応を取らなければならない」と述べました。
デンマークのコペンハーゲン、スペインのマドリード、ポルトガルのリスボン、イタリアのローマなどでデモ、集会が行われました。
ロシア国内でも、当局の激しい弾圧に抗して、首都モスクワやサンクトペテルブルクなど48都市で反戦行動が行われました。